2024年3月の勉強会レポート
3月17日、当院にて勉強会を開催しました。
今回の参加メンバーは、男性1名と女性3名+私石井の計5名です。 年齢層は40代から60代の方々にご参加いただきました。
それぞれ、はり灸師や柔道整復師・理学療法士としてお仕事されています。
まずは当院推奨のかれっしんぐです。
春の養生として、肝胆経のセルフケアを行いました。内容は、脇と股関節から膝までを手縫いでなでなでします。
軽い刺激を皮膚から行うことで、冬の間に縮こまっていた身体を活動的にうながすのが目的です。
続いてはディスカッションです。
テーマには【婦人系と美容】を用意しました。
テーマの理由として、女性特有の生理現象に鍼灸師がどのように向き合えるか考えており、他の方の意見もうかがいたい。
また、お肌もキレイになれば、女性は幸せになれると考えたからです。 女性からは「生理痛や生理前の頭痛、イライラなどの心身の変化は我慢するものだと思っていた」「月経時、キャパが狭くなる」といった発言がありました。
生理の前後は女性は身体症状だけでなく、感情コントロールも制御不能になりやすいですよね。また、これは出産の前後にも当てはまります。
そのようなときに男性に対して「まともに受けず、理論的に説得しようとせず、聞き流してほしい」「そっと距離を置いてほしい」との要望がありました。 また、「イライラして些細なことで怒ってしまったり、子どもに当たってしまったりするが、あとから『何であんなことを言ったんだろう?』と後悔する」との声も聞かれました。
男性からは「なるほど、そっと距離を置きます」との発言があり、怒っている女性は男性にとって驚異的に感じられるのかもしれません。
他にも男性から「女性が美容に簡単に¥5000以上かけられるのが理解できない」ともありましたが、婦人系の話で時間切れ、美容の話は次回持ち越しになりました。
その後は、理学療法士・アロマセラピストの方から座り疲れた身体をほぐす簡単なヨガを紹介していただきました。
お昼休憩はメンバーが予約していたお店に全員でランチです。 ぷらぷらと10分ほど歩いてサワラの定食を美味しくいただき、院に戻りロールケーキでお茶を飲みました。
後半は資格者は顔はりと全身のはり、お灸、マッサージを加えた方もあり、各自のやり方で実践しました。学生さんには石井が指導しました。
顔はりはするのもされるのも初めての方もありましたが、それだけで肩まで緩まる感じで、気持ちが良いと全員が感じました。
アロママッサージは勉強中だそうですが、指導の合間にやって頂き何とも心地よかったです。
その後の効果については来月、皆さんに聞いてみましょう。 ※毎月第3日曜日に勉強会を行っておりますが、現在は定員に達しております。空きができるか募集人数の拡張ができ次第参加メンバーを募集しますので、参加希望の方は一度お問い合わせください。